セッション
2021年10月開催のグローバル版『WebexOne 2021』の基調講演および、30以上のセッションの中から、各業界のトレンド、利用シーン、各種デモンストレーション、最新技術動向などを厳選し、日本語字幕を付けてお届けします。
さらに日本独自のコンテンツとして、日本のお客様との対談セッションやゲストスピーカーセッションをご用意しています。IDC Japan、McLaren Racingなどからゲストスピーカーをお招きしています。Webexを活用した長期的な成長戦略の策定とその実現のためのヒントが沢山です。
開催のご挨拶
10:00 - 10:05
菊池 政広
シスコシステムズ
執行役員 コラボレーション・アーキテクチャ事業担当

菊池政広(きくちまさひろ)は、シスコシステムズ合同会社のコラボレーション・アーキテクチャー事業担当執行役員として、シスコのコラボレーション製品およびクラウド事業を統括しています。2021年11月から現職に就任し、クラウドコミュニケーションプラットフォームを通じて、リモートワークとオフィスワークを組み合わせたハイブリッドワークの普及に尽力しています。
1999年にシスコシステムズ合同会社に入社し、SEおよび営業マネージャーとして、ICTインフラストラクチャ全般に関わるソリューション提案に従事した後、アーキテクト、営業本部長として公共事業の主要顧客を担当。
現ポジションにつく前は、パートナー事業 アーキテクチャ推進本部 本部長として戦略パートナー向けのビジネス開発、戦略立案などの職を経験しております。
1994年 関西大学 工学部卒業
2015年 名古屋商科大学 ビジネススクール卒業
基調講演・特別セッション
10:05 - 12:40
今日の仕事環境では、変化する条件や分散した従業員、さらには組織全体、顧客、パートナーにまたがるワークフローに適応するための新たなレベルの柔軟性が必要です。ハイブリッドワークの課題に対応し、成功を収める準備ができていますか?この1年で、さまざまな企業や組織がWebexを使って新しい働き方への適応を成功させてきました。
この基調講演では、Chairman & CEOのChuck Robbins、SVP/GM Security & ApplicationsのJeetu Patel、SVP/GM Security & ApplicationsのJaved KhanをはじめとするCiscoのエクゼクティブが、Ciscoのハイブリッドワーク戦略によるあらゆる規模の組織への優れたハイブリッドワーク体験の提供をご紹介します。さまざまなハイブリッドワークスペース環境で継続的なコラボレーションワークフローを可能にするとともに、従業員の安全性とウェルビーイングの向上や組織内の文化構築を実現し、参加者の記憶に残るハイブリッドイベントを作り出す新しいイノベーションについて理解を深めることができます。
ハイライト:
- インクルーシブな働き方を実現するために、Webexを活用した戦略がどう組織にメリットを与えるか理解する。
- 場所や職場環境を問わず、Webexのプラットフォームがワークスペース全体で革新的な体験を実現する方法を見る。
- メジャー企業のCIOとそのハイブリッドワークへのアプローチから、洞察とベストプラクティスを得る。
スピーカー:
Chuck Robbins
Chair & CEO, Cisco

Cisco会長兼CEO。2015年7月26日にCEOに就任、2017年12月11日に取締役会議長に選出。デジタルファーストの世界に向けて組織を接続・保護・自動化することを同社に期待している企業、都市、国を支援することに注力している。BlackRock取締役会メンバー。日米ビジネス評議会名誉会長。世界経済フォーラム国際ビジネス評議会メンバー。ビジネス円卓会議取締役会メンバー。フォード財団理事会メンバー。ハーバード大学ベルファー科学国際問題センター国際評議会メンバー。アメリカ芸術科学アカデミー2019年クラスメンバー。ノースカロライナ大学でコンピューターサイエンスを専攻し、数学学士号を取得。
Jeetu Patel
EVP/GM, Security & Collaboration, Cisco

Ciscoエグゼクティブバイスプレジデント兼SecurityおよびCollaborationゼネラルマネージャー。事業の戦略と展開を主導するために、多種多様なリソースを活用しており、数十億ドル規模のポートフォリオの収益責任を担う。Ciscoの変革と成長を加速させるため、同社のSaaS事業と戦略を一新している。
エンタープライズソフトウェア分野においてシニアリーダーシップを20年以上務めている。クラウドネイティブアプリケーションを構築しながら、長期的な戦略を構築・実施。Ciscoの前は、Boxの最高製品責任者および最高戦略責任者を務め、企業のクラウドコンテンツ管理に関する同社の製品戦略とビジョンを主導。
Javed Khan
SVP/GM, Collaboration, Cisco

Webex App、Webex Devices、Webex Calling、Webex Contact Centerなど、Ciscoにおける数十億ドル規模のCollaborationビジネスのSVPおよびGM。エンタープライズおよびコンシューマー製品を率いた20年以上の実績をCiscoで活かしている。
以前は、CiscoのCloud Callingビジネスを主導し、製品管理、開発、およびパートナー運用の戦略と実行の責任を担っていた。それ以前は、Webex Meetingsビジネスユニットを率い、単一会議プラットフォーム開発やWebex体験の最新化など、多くの変革イニシアチブを推進。
SymantecからCiscoに入社後、エンタープライズおよびコンシューマーセキュリティ製品のVPを務めた。カリフォルニア大学ロサンゼルス校のアンダーソン経営大学院でコンピューターサイエンスの修士号とMBAを取得。プライベートでは、サンフランシスコのベイエリアで家族と過ごす時間を大切にしている。
Todd Nightingale
EVP/GM, Enterprise Networking & Cloud, Cisco

CiscoのEnterprise NetworkingとCloudビジネスのエグゼクティブバイスプレジデント兼ゼネラルマネージャー。Ciscoにおいて数十億ドル規模のコアポートフォリオのビジネス戦略を主導している。チームとして、クラス最高のネットワーク、深層クラウドオートメーション、そしてシームレスでプレミアムなユーザーエクスペリエンスにより顧客がインフラを変革し、ビジネスをデジタル化するサポートに対して責任を担っている。以前は、CiscoのMerakiビジネスを主導。また、Motorolaが買収したAirDefenseで複数の管理職を歴任。マサチューセッツ工科大学で電気工学とコンピューターサイエンスの学士号と、コンピューターサイエンスの修士号を取得。
Snorre Kjesbu
VP/GM, Webex Devices, Cisco

CiscoのWebex Devicesバイスプレジデント兼ゼネラルマネージャー。IP電話からイマーシブビデオシステムに至るまでのコラボレーションデバイスビジネスの責任を担う国際組織を率いている。20年以上のエンジニアリング経験に裏付けられた設計に対する情熱が、「常に本物のユーザーエクスペリエンスを提供する」という信念の中核となっている。Ciscoに戻る前は、コペンハーゲンのBANG & OLUFSENでDesign, Creation and FulfillmentのエグゼクティブVPを務めた。また、TandbergのSVPと、ABBのワイヤレス通信研究開発責任者も歴任。ブリストル大学で理学修士号を取得。スタンフォード大学のスタンフォードネットワーク研究センターで客員講師を務めている。
Curt Garner 氏
CTO, Chipotle

Chipotle Mexican Grill最高技術責任者。2015年11月にChipotle入社。同社のデジタルプラットフォーム開発と組織全体でのテクノロジー統合、およびデータセキュリティの確保に尽力。受賞歴のあるChipotleアプリやブランドのロイヤルティプログラムChipotle Rewardsなど、Chipotleプラットフォームの世界的認知を主導。2020年、CIOの殿堂入りを果たした。Chipotleの前は、Starbucks Corporationに17年間勤務。同社でエグゼクティブバイスプレジデント兼最高技術責任者を務めた。同ブランドのグローバルテクノロジーおよびエンジニアリングサービスを主導し、スターバックスアプリ、ロイヤルティプログラム、ウェブサイト、モバイル決済の構築責任を担った。それ以前は、Wendy’sの国際部門向けテクノロジーの開発と展開、およびTim Hortonsの米国市場への初期拡大をサポートするテクノロジーを主導。オハイオ州立大学で経済学学士号を取得。
George Thomas 氏
CIO, JLL

シンガポールを拠点とし、JLLのエンタープライズテクノロジー、戦略、サイバーオペレーションの運営責任を担う。世界の従業員数が9万1000人を超えるJLLの事業を80カ国以上で展開。JLL Technologies(JLLT)の共同CEO、Mihir ShahとYishai Lerner率いるJLLTエグゼクティブリーダーシップチームの一員。JLL以前は、テクノロジーとデータ分野で20年以上の実績あり。General ElectricとHSBCにて、米国、欧州、アジアにおいて国際的なリーダーシップを発揮。テクノロジーおよびデータソリューションの様々な分野で豊富な実績があり、産業、商業、および消費者市場向けの、デジタルトランスフォーメーションによる将来を見据えた事業運営に焦点を当てている。インド・ケララ大学、ケンタッキー州ルイビル大学卒業、スタンフォード大学ビジネス大学院修了。
Andrey Khusid 氏
Founder & CEO, Miro

分散するリモートチーム間のビジュアルコラボレーション用デジタルホワイトボード「Miro」の共同創設者兼CEO。若い頃に複数の設計コンペで優勝、クリエイティブ企業を7年間率いるなど設計分野で実績豊富。2011年にMiro(当時はRealtimeBoard)を設立。革新的な設計アプローチをデジタルコラボレーションの世界に導入。現在、Miroは世界中で2000万人以上のユーザーを有し、Fortune 100企業の95%で使用されている。妻と娘と住んでいるアムステルダムのオフィスからMiroを率いている。余暇には、他の創設者に助言をしたり、家族との時間を楽しんでいる。
Mariano Suarez-Battan 氏
Co-Founder & CEO, Mural

企業内のガイド付きビジュアルコラボレーションのデジタルワークスペース大手プロバイダーMURAL共同創設者兼CEO。共同創設した会社は3社あり。2021年のEY起業家オブザイヤーファイナリスト。発明家。「イマジネーションワーカー」にインスピレーションを与え、強化し、結び付けて、困難な問題をともに解決できるようにすることを使命としている。
Mark Mader 氏
CEO, Smartsheet

急成長しているSoftware-as-a-Service(SaaS)企業においてイノベーションを推進するエグゼクティブリーダーとして20年以上の経験を持ち、テクノロジーコミュニティのリーダーとして認められている。太平洋岸北西部のテクノロジー分野におけるErnst & Youngの起業家オブザイヤー、およびGeekWireのCEOオブザイヤーに選出。彼のリーダーシップの下、SmartsheetはPuget Sound Business Journalによって「ワシントンのベストワークプレイス」に、GeekWireによって「シアトルのNext Tech Titan」に選出。起業家精神と技術革新に情熱を注ぐ。ブルームバーグ、フォーブス、CNBC、Entrepreneurなどのメディアに寄稿。YPOイノベーションウィークやNYSEテックリーダーシップサミットなど、多くのイベントで注目の講演者として登壇。また、米国トップの情報科学プログラムの1つであるワシントン大学情報学校のZoomInfo理事、およびニューヨーク証券取引所の上場企業諮問委員会(LCAB)のメンバー。ドイツと米国の二重国籍。長期間海外で仕事と生活をしてきた経験から、Smartsheetが提供する製品とサービスにそのグローバルな視点を活かしている。ダートマス大学で地理学学士号を取得。
Anders Mortvedt
Engineering Product Manager, Cisco

Webex Room Devicesシニア製品マネージャー。ルームパノラマとルームシステムの責任を担っている。1999年からビデオ会議業界に携わり、2010年に製品管理チームに参画。
余暇には、家族や友人と過ごす時間を大切にしている。趣味はハンティング、ハイキング、スキー、ホッケー、サッカー。
Astrid Gintz
Leader, Product Marketing, Cisco

Christina Li
Engineering Product Manager, Cisco

Cisco Collaborationの新しい非同期ビデオメッセージングアプリケーションVidcastのプロダクトリード。Vidcastチームに入る前は、CiscoのWebex Contact Centerソリューションの国際展開を主導。Collaborationエグゼクティブの首席補佐官を務めた。Ciscoの前は、Spero Ventures(eBay創設者がサポートする初期段階ベンチャーファンド)の創設投資アソシエイト。Goldman Sachsで投資銀行業務のキャリアを開始。Fortune 500や民間企業にM&Aやデット/エクイティ調達について助言。ミシガン大学で政治学の学士号、ロススクールオブビジネスの経営学士号を取得。エンジェル投資家、アドバイザー、そして自身のキャリアにおける指針である持続可能なビジネスと多様性、公平性、包括性とアクセス(DEIA)の推進者として、スタートアップとベンチャーのエコシステムにおいて活動中。
Christina Torok
Product Marketing Manager, Webex Events, Cisco

顧客がビジネスにテクノロジーを採り入れられるよう支援して15年以上。現在、WebexにてWebexおよびSocioイベントソリューションの製品マーケティングマネージャーを務めている。
Jason Hansen
Chief of Staff, Webex Devices, Cisco

動画、電話、ウェアラブル、および周辺機器のグローバルビジネスユニットをサポートするWebex Devicesのチーフスタッフ。コラボレーション販売と事業開発に携わって15年以上。すべての優れたテクノロジーの中心にあるのは、仕事と家庭生活の両方を向上させる接続エクスペリエンスであるという信念を持つ。
コロラドクリスチャン大学でコミュニケーション学士号を取得。デンバー大学でユーザーエクスペリエンス戦略に注目してコミュニケーション管理の修士号取得に向けて取り組んでいる。ストーリーテリングに精通した熟練ミュージシャン。レコードの収集や、子供たちとのテレビゲームを楽しんでいる。
Manali Dongre
Senior Product Manager, Webex Teams, Cisco

CiscoのCollaboration Groupにおいて、Webex AppのApp ExperiencesおよびApp Fundamentalsチームを率いている。1年半前にCiscoに入社し、エンドユーザーエクスペリエンスに注力。目標は、Webex Appユーザーのコラボレーションと生産性を向上させるような、魅力的かつ包括的なユーザーエクスペリエンスを推進すること。
Michael McGary
Senior Product Manager, Cisco Collaboration, Cisco

スケジューリングとカレンダーシステムの統合、Webexのゼロトラストセキュリティ、Webexバックエンドサービス各種、クラウドビデオ相互運用を含む多くのMicrosoft統合の責任を担う。また、クロスエンジニアリングおよびクロスビジネスユニットのイニシアチブを推進。
General Electricでキャリアを開始し、9年間さまざまな役割を果たす。GE Power Systemsのビデオ会議、衛星、およびケーブルテレビシステムを設置・運用・保守するチームのリーダーを務めた。GE初の社内WebキャストネットワークとMicrosoft NetMeetingネットワーク、また東欧初のVideo over IPソリューション実装の実績あり。それにより企業がコストを削減し、サイクルタイムを短縮し、生産性を向上させることが可能に。
TANDBERGの買収によりCiscoへ。8年以上にわたりさまざまな技術的役割を果たす。多くの主要顧客向けのソリューションとアーキテクチャを設計。Ciscoでテクニカルマーケティングエンジニアとしてスタート。製品マネージャーに昇進し、PMのチームを管理。2015年にWebexに移籍し、現在Webex Calendar Serviceとして知られているものを含むコアコンポーネントの構築に取り組む。
Miya Mcclain
Director, Product Management Webex Online

Webex.com製品管理チームを率いる。テストにおけるソフトウェア開発エンジニアとしてキャリアをスタートし、最終的に製品管理にシフト。過去15年間、Microsoft、Nordstrom、そして現在CiscoでエンジニアリングチームとPMチームを率いてきた。Cisco入社前は、Office.com、Microsoft小売プラットフォーム、Nordstromモバイルおよびストアアプリなど、さまざまな製品に携わる。私たちの日常生活をシームレスに強化・統合するソフトウェア製品の構築に情熱を注いでいる。高校1年次にスタートアップ企業でウェブサイト構築に取り組み始め、カリフォルニア州オークランドの女子大ミルズ大学にてコンピューターサイエンスを専攻。女性と有色人種の平等な教育に情熱を傾ける。有色人種の学生に向けた複数のイベントにおいて講演実績あり(Women in Tech Regatta(2021年)、Grace Hopper(2019年、2020年)、Technology Access財団年次昼食会、ワシントン大学WiSE会議、YearUpのPuget Sound Career Dayなど)。夫と4人の子供とともにシアトルに住んでいる。
Molita Sorishochamaki
Product Marketing Manager, Webex Cloud & Control Hub, Cisco

Webex CloudとControl Hubのアウトバウンドマーケティング戦略とイニシアチブを主導。製品のポジショニング、メッセージング、およびマーケティングキャンペーンを成功させることにより、ブランド認知度を高め、成長を促すことに大きな情熱を注いでいる。
Nikki Heyder
Growth, Marketing & Ops Lead, Vidcast, Cisco

現在、Cisco Collaborationの新たな非同期ビデオメッセージングアプリケーション「Vidcast」のGrowth, Marketing & Opsリード。Vidcastチームの前は、CiscoのWebex Contact CenterソリューションおよびContact Center AIポートフォリオの製品管理リーダーを務める。Voiceaの買収を通じてCiscoへ。Voiceaでは、革新的なAI音声認識翻訳エンジンの製品マーケティングと戦略的パートナーシップを担当。さらに、Oracle Data Cloud(旧BlueKai)でアウトバウンド製品管理も行う。カリフォルニア大学ロサンゼルス校卒業。ハーフマラソンメダル8つを獲得したランナーでもある。
Nital Patel
Systems Engineer, Cisco Experience Center, Cisco

2004年にCiscoに入社し、Customer Proof of Conceptsラボで顧客とCisco販売者をサポート。Select Mid-Market Spaceでフィールドシステムエンジニアとして働き、さまざまな業界における顧客のデジタルトランスフォーメーションをサポート。現在、サンノゼのCisco Experience Centerにて、世界中の顧客、政府、および指導者に対するクロスアーキテクチャソリューションのデモなどを行っている。
Padmini Kirshnan
Product Manager, Webex Customer Experience, Cisco

現在はWebex Contact CenterとサポートテクノロジーのAPIと開発者戦略に注力している。開発者ポータルインフラの計画と開発、APIの公開、開発者エクスペリエンスとサポートの責任を担う。以前はWebex Devicesグループの製品マネージャー。次世代コラボレーションデバイスを構築し、Webexプラットフォームとのより深い統合を創出。その前は、ソフトウェアエンジニアリング分野に7年間従事。マサチューセッツ大学アマースト校でコンピューターネットワークの修士号、テキサス大学マコームズスクールオブビジネスでMBAを取得。
Tom Richards
Director, Product Management, Webex Devices, Cisco

ソフトウェア、ハードウェア、クラウド、AIテクノロジーで20年の経験を有する。現在、CiscoのCollaboration Technology Groupにて、コラボレーションエンドポイントの戦略的成長と採用を担当するチームを率いている。インペリアルカレッジ・ロンドン研究チームと共同設立された新興企業Parc Technologiesの買収を通じて、2004年にCiscoに入社。Parc Technologiesは、インペリアルカレッジで人工知能の博士号を取得したときに開発された技術に基づいて構築された。
Travis Isaacs
Head of Design, Webex Suite, Cisco

グローバルチームのリーダー。主要なリアルタイムコラボレーションプラットフォームであるWebexのデザイナー、ライター、研究者を率いている。30年を迎えるキャリアの中で、社内チーム、代理店、コンサルティング会社向けの設計を経て、企業の共同創設者およびMicrosoftの製品マネージャーとなった。プライベートでは、妻のKristi、2人の子供AudreyとCamill、2匹の犬TrudyとPennyとともにシアトルに居住。山、海、緑の森といった太平洋岸北西部の生活を謳歌している。
新型コロナ感染症の流行は、私達の日常生活、働き方、企業活動に大きな変化をもたらしました。今後も災害や、新たなパンデミックの発生、新しいサービスの登場によって、変化は継続的に訪れると考えられます。このような変化に機敏に適応するためのネクストノーマルに向けた電話システムについて、ユーザー動向や市場動向について考察します。
スピーカー:
眞鍋 敬氏
IDC Japan ソフトウェア&セキュリティ/ITスペンディング グループディレクター

グループディレクターとして、ソフトウェア/ITセキュリティ/OTセキュリティ市場とIT支出に関する調査を統括。また、専門分野としてコミュニケーションをベースとしたソーシャルビジネス市場やユニファイドコミュニケーション(UC)/コラボレーション市場などの通信とソフトウェアの融合分野、CRM/デジタルマーケティング/デジタルコンテンツ市場などのフロントエンドアプリケーション市場、およびビッグデータ、AIシステム/RPA/顧客エクスペリエンス市場などのデジタルトランスフォーメーションにも跨った調査を実施している。
パート1: LINE WORKとWebexで実現する営業DX
ワークスモバイルジャパンは、法人向けのビジネスチャットサービス「LINE WORKS」を提供しています。このサービスは、LINEユーザーとのコミュニケーションに利用でき、BtoCのビジネスを中心に利用が拡大しています。この度、LINE WORKSとWebexとの連携が可能になりました。これによりチャットとビデオを組み合わせたコミュニケーションが可能となり営業活動の生産性が大きく向上します。本セッションでは、具体的な利用シーンや効果、また、両社が考えるより営業の生産性を向上させるための取り組みについて、実際のユースケースを紹介しながら解説します。
パート2: Webexを搭載した自律移動型テレプレゼンスロボットAvaのご紹介
~コラボレーション体験をさらに進化させ、DXを推進させる~
AIテクノロジーと、シスコのオンライン会議システムWebex Room Kit Plusを搭載した自律移動式のロボットAvaをご紹介します。Avaは高度な位置マッピング技術と自律機能が組み込まれ、オフィスや学校、イベントスペース、製造現場や医療施設などを効果的に移動し、非対面式の会議、訪問、視察、診察、面会といったコミュニケーション体験のさらなる向上を実現するものです。
Ava Roboticsの活用によって、災害や感染症など人の移動が制限される状況下においても事業を継続、成長させる環境を提供します。リモート環境でも存在感を演出し、帰属意識をあげながらチームの力を最大化することに寄与します。さらに、様々な業界、業種における人手不足を解消し、外出困難者の社会進出を支援することにも役立ちます。本セッションでは、実際にAvaが動く姿もご紹介します。
スピーカー:
中澤 亮介氏
ワークスモバイルジャパン株式会社 市場開発部 部長

2007年から北米外資系企業に約8.5年間従事後、2015年末にワークスモバイルジャパン入社、ビジネスチャット市場へのMarket-inを戦略軸として市場浸透に邁進。現職では、「LINE WORKS外部接続サービス」による「Sales Tech市場へのGo To Market」を主軸に新しい領域への市場浸透をミッションとして活動中。」
木本 泰生氏
株式会社プリンストン 営業統括本部 東日本営業統括部 統括部長

2003年 株式会社プリンストンへ入社。プリンストン周辺機器とコラボレーション製品の販売に従事。
大阪にて西日本の法人営業を担当した後、2016年より東京にて東日本の法人営業として活動。 前職より販売パートナー様と共にビジネスを実施している。
大野 秀記
シスコシステムズ コラボレーション・アーキテクチャ事業 部長

2007年シスコに入社。エンタープライズ企業の営業を7年間担当し、2014年にコラボレーション事業へ異動。
現在は、日本全国の公共、民需のお客様を担当するチームの責任者として、よりよい働き方、遊び方、学び方、生き方を広げる活動に従事。
働き方
働く場所にとらわれず、全員に平等な機会を与えられるインクルーシブな ハイブリッドワークの実現 。自分のベストパフォーマンスが出せる場所から働くことを実現します。
ビジネスコミュニケーションが急速に進化し続ける現代社会。その変革の中核にあるのが電話です。多くのお客様はオンプレミスから、より安全で信頼性が高く、スケーラブルな通信インフラストラクチャが約束される クラウドへと移行しています。このセッションでは、お客様が将来を見据えたWebexの最新のイノベーションについてご紹介します。パートナーであるAT&TのRich Shaw氏に、クラウド電話業界を変革するための当社との連携についてご紹介いただくとともに、BroadcomのStanley Toh氏に、コミュニケーションニーズに対するWebexのクラウド電話の活用方法をご紹介いただきます。
スピーカー:
Lorrissa Horton
VP/GM, Webex Calling and Online, Cisco

Callingポートフォリオの戦略と将来の成長を担うグローバルチームを率いている。最近のハイブリッドワークの加速に伴い、Cisco顧客の高まる需要に応えるべくWebex Callingの革新に注力している。
現職の前は、Webex Teamsの製品発展を推進。場所にとらわれずに仕事を続行できる単一のアプリで、現代のワークスタイルに変革をもたらした。クラス最高のクラウド通話、メッセージング、会議、コラボレーション機能により、いつでもどこでも仕事ができる事を実現。グローバルチームを率いるワーキングマザーで、リモート機能を活用して成功した実体験を基に精通している分野である。Webexのテクノロジーとイノベーションは、人として、そして業界リーダーとしての彼女の中核をなしている。
製品管理、Microsoft Officeの生産性ソフトウェア、自然言語処理、検索とNUIの経験を通した機械学習、音声・映像のハードウェア開発、Microsoft PowerBIによる分析、人的資本管理のビジネスアプリケーションにおいて16年以上の経験を持つ。イノベーション対して強い情熱を持っており、キャリアを通じて10件の特許を取得。独創的な考え方に基づく実績を誇っている。
Rich Shaw氏
VP/GMVP, Voice and Collaboration Product Management, AT&T

AT&Tのビジネス市場セグメントで提供されるすべてのBusiness Voice、Collaboration、およびUnified Communications製品の責任を担う。金融サービス、製造、教育、ヘルスケア、小売、ホスピタリティ、政府など、主要産業すべてのソリューションをサポート。一貫した戦略と長期投資計画の策定を担当。戦略的で新しいサービスをサポートするために、100億ドル相当の音声およびコラボレーションのポートフォリオの成長、変革に取り組んでいる。ミズーリ州カンザスシティのロックハースト大学でBSBAとMBAを取得。ノースウェスタン大学のケロッグ経営大学院エグゼクティブ開発プログラムに参加。
Stanley Toh氏
Head of Enterprise End-user Services & Experience, Broadcom

BroadcomのGlobal Technology OrganizationのEnterprise End-user Services and Experienceタワー責任者。多様なグローバルチームを管理する優れたリーダーとして、複数のM&A変革の推進、グローバルIT運用およびデジタルトランスフォーメーションプログラム、最先端のクラウドテクノロジーの実装、AI、ML、自動化ワークフローでのエンドユーザーエクスペリエンスの強化において実績を持つ。 技術、サポート、およびビジネスプロセスにおける高い能力を有し、エンドユーザーサービスの提供、戦略的計画および財務計画、プロジェクト管理、契約交渉、エンドユーザーエクスペリエンス環境を変えるクラウドファースト戦略と新テクノロジーの実装において20年以上の実務経験を持つ。また、組織の要件分析や欠陥の特定、効率の向上と顧客サービス提供の改善に関する潜在的機会の提案における実績もある。
Amey Parandekar
Senior Director, Webex Calling Product Management, Cisco

製品管理リーダー。エンタープライズグレードの、グローバルに利用可能で革新的な通話・電話システムであるWebex Callingの製品管理を主導している。イノベーションに情熱を注いでおり、通話体験を「聞く」から「見る」、「行う」へと進化。Webexによる、より豊かな通話体験の提供、ハイブリッドワークの新時代におけるクラウド機能の活用を推進している。
この役職の前は、ソブリンクラウドや政府機関など、さまざまな業種にわたるMicrosoftのAzureクラウドIaaS/PaaSサービスの製品およびプログラム管理を主導。SkypeコンシューマーとSkype for Businessのインフラ、サービスを構築し、Microsoft Teamsの通話と会議をゼロから構築し、Teams導入を数億人のユーザーに拡大。大企業や新興企業で働き、革新的な製品を構築し、それらを市場に投入した豊富な実績を誇る。
製品管理、設計、Microsoft Officeの生産性ソフトウェアのクラウドエンジニアリング、自然言語処理、検索とNUIの経験を伴う機械学習、オーディオとビデオのハードウェア統合、分析などの分野で20年以上の経験を持つ。キャリアにおいて20件もの特許を取得。
ムンバイのインド工科大学で技術学士、ノースカロライナ州立大学で修士号を取得。
ハイブリッドワークへの準備が足りないと、オフィスワーカーとリモートワーカー、主張の大きい外向的な方と控えめな内向的な方、異なる言語を話す方などの間に分裂を発生させてしまう可能性があります。このセッションでは Webexが、場所、環境や個性に関係なく、誰もが平等な体験をできる、よりインクルーシブなリアルタイムコラボレーション環境を実現する方法についてご紹介します。また、持続可能なサプライチェーンをサポートするために、Tetra LavalがWebexを使って言語の壁を克服した方法をご紹介します。
スピーカー:
Gautam Gupta
Director, Product Management, Webex Meetings, Cisco

Ciscoの製品管理ディレクター。Webexミーティングおよびウェビナーの製品エクスペリエンスと戦略を率いている。地理的な場所、言語、身体能力、人格特性の障壁なしに、この世界を人々が自由にコラボレーションできる真に包括的な場所にすることに情熱を注いでいる。以前はCloud Connectedアーキテクチャの製品リーダーであり、グローバルなサービスプロバイダーと緊密に連携して、ベストなミーティング体験を提供。Cisco入社前は、SMB企業がCovad CommunicationsでIP電話を介して簡単に通信できるようにする製品構築に精力的に取り組んでいた。デリーのインド工科大学(IIT)で学士号を取得。
Bryan Morris
Product Manager, Calling, Cisco

Ciscoの製品マネージャー。Webex App製品チーム所属。Webexに取り組む前は、Cisco Jabberで製品管理とテクニカルマーケティングに従事。米国、欧州、オーストラリアにおけるCisco LiveなどのCiscoイベントにおいて定期的に講演。
Romulo Alvarado 氏
Project Manager, Dairy Development, Tetra Pak

ビジネス開発、プロセス改善、ワークショップの設計とファシリテーション、コーチングと技術トレーニング、乳製品の品質サポートとトラブルシューティングの実績があり、またチェンジマネジメントにも力を入れています。他者の学習や開発を促進し、ポジティブな変化を促進することに情熱を持っています。Webex Oneに参加し、チームがWebex Meetings、リアルタイム翻訳機能を使って、牛乳の保管、輸送などに関するベストプラクティスを遠隔地の農家にどのように、教えていることについてお話します。
スピーカー:
一之瀬 卓志氏
株式会社DE-SIGNグループ 執行役員 / デザイナー

実直にデザインと向き合う姿勢に対しクライアントからの信頼が厚く、彼のオリジナルな発想力と最後までこだわりを実現する実行力で、世界の名だたるクライアントのプロジェクトを成功に導いてきた。業界をリードするデザイナーである。
粕谷 一範
シスコシステムズ コラボレーション・アーキテクチャ事業 コラボレーションDX推進担当

2010 年ノルウェーのビデオ会議メーカー「タンバーグ社」をシスコが買収した事からシスコでの勤務を開始。コラボレーション事業にて、コラボレーション製品のプロダクト セールス スペシャリストとして働き方改革をコミュニケーションの視点から提案活動を行う。2017 年コラボレーション製品の営業から、新しいチャレンジとしてコラボレーション製品のマーケティング担当、カスタマーサクセス部門を経てハイブリッドワークを推進する為に、コラボレーションでのDX推進担当として活動中。
働く環境
従業員の安全、健康、幸福度を向上させるような、スマートオフィスや在宅勤務環境を構築します。
この1年半の間に、多くの人が初めてリモートワークを経験しました。準備も装備も不十分な状態で在宅での作業となった人も少なくありませんでした。ハイブリッドワーク時代に突入した今、人々はより生産性をあげるためのソリューションを必要としています。適切なリモートワークソリューションを選択するには、働く環境、仕事の種類、そして特定の環境で作業する頻度を真剣に考える必要があります。
Webex Desk Seriesのデバイス、ヘッドセット、周辺機器がどのようにリモートワーク体験を変革できるのかをご紹介します。気を散らすものを排除し、リモートワーク疲れを軽減し、日々の仕事において最高の状態を発揮するための方法をご紹介します。また、Axis CapitalがWebex Desk Seriesのデバイスを使用してどのようにリモートワーク中の人々の生産性を向上させているかご紹介します。
スピーカー:
Ashley Prettyman
Product Engineering Manager, Webex Devices, Cisco

製品エンジニアリングマネージャー。次世代デバイスとウェアラブルに取り組むCollaboration Technology Group所属。革新的製品を構想からプロトタイプに移し、市場に投入するというエンドツーエンドのライフサイクルに情熱を注いでいる。過去3年間、コラボレーションチーム内で、新製品の開発、発売、マーケティング、顧客エンゲージメントに焦点を当てたさまざまな役割を果たす。
Ciscoの前は、多国籍の石油ガス会社でポートフォリオ管理、新製品の導入、サプライチェーンの運用に携わっていた。テキサスA&M大学で産業流通の学士号を取得。プライベートでは、家族とともに新たな場所や文化、料理などを楽しんでいる。
Malene Feddersen
Product Manager, Webex Devices, Cisco

CiscoのWebex Deskポートフォリオ製品マネージャーの1人。Desk ProとDesk Miniの責任者。革新的な動画コラボレーションデバイスをすべてのデスクやハドルルームに導入し、いつでもどこからでも作業できるようにすることに精力的に取り組んでいる。直感的かつシームレスなコラボレーションを実現するために必要な技術的進歩へのアクセスを提供。
Morten Gunnerud
Product Manager, Webex Devices, Cisco

Webex Deskの製品マネージャー。Ciscoに来て間もないが、宇宙産業のバックグラウンドを持つ経験豊富な製品マネージャー。NASAと協力してアルテミス計画に従事。エンドユーザーとその組織への価値創造に常に焦点を当てながら、違いを生み出す製品創出に情熱を注いでいる。Webex Desk製品は、企業がハイブリッドワークモデルで成功するための鍵であると考えている。
Bruce Cluskey 氏
CTO, Axis Capital

AXIS Capitalの最高技術責任者。アプリケーションの保守とサポート、インフラの運用、インフラアーキテクチャ、およびエンドユーザーサービスの責任を担っている。2014年にAXISでアプリケーション開発および保守のSVPとしてキャリアを開始。AXISの前は、13年近くを過ごしたCNA Insuranceで多数のIT任務を果たした。ITに34年間従事しており、そのうち20年近くは保険業界を担当。また、陸軍国家警備隊で10年間工兵を務めた。妻のMaryと結婚33年、4人の子供がいる。
ホワイトボードは長い間、ブレインストーミングやアイデア出し、共同作業において役立つツールとして使われてきました。しかし、ハイブリッドワークの従業員全体に対してホワイトボードを効果的に使用するにはどうすればよいのでしょうか。リモートおよびオフィスの参加者全員が、同じドキュメントの同じバージョンを見て作業することができなければなりません。また共同作業をしたり、単独で作業に集中したりできる必要もあります。さらには、ノートPC、モバイル機器、専用のデジタルホワイトボードなど、状況に応じて適切なデバイスを選択できることも必要です。
本セッションでは、Webexによるソフトウェアソリューションの再考と、ハイブリッドなチームにシンプルで効果的なコラボレーションとデジタルホワイトボード体験を提供する新たな革新的デバイスをご紹介します。
また、Phillips 66がWebexのテクノロジーを活用して職場の変革と複雑な問題の解決を実現した、斬新なソリューションについてもご紹介します。
スピーカー:
Jon Fanebust
Director of Product Management, Webex Devices, Cisco

Webexの新たなホワイトボードソリューションの製品管理ディレクター。使いやすく、遠く離れた場所でも素晴らしい体験を共有できる、ビジュアルコミュニケーションツール開発において経験豊富なリーダー。
Agustin Vargas
Product Manager, Webex Board Pro, Cisco

Cisco Webex Boardの製品マネージャー。ノルウェーを拠点とし、デザイン思考、顧客体験、マーケティングを通じて、製品開発による世界市場の需要調整を支援している。Ciscoの前は、ノルウェーのStokke向けに上海に総合的なR&Dと製品イノベーションセンターを設立・管理。機能横断型チームのプロジェクトと製品開発管理に注力した。チャルマース工科大学で製品開発の修士号、ITESMで電子機械工学の工学士号を取得。
Ethan Ashford 氏
Analyst, Unified Communications, Phillips 66

Phillips 66のUnified Communications部門オクラホマミーティングテクノロジーリード。会議室の設計、内外のブロードキャスティング、およびユーザートレーニングを監督している。Whitlock AV(現在はAVI-SPLと統合)の音声/映像インテグレーターとしてキャリアをスタート。この分野で10年近く働いた後、実業界に飛び込み、今ではかつて設置した機器の使用について他者の訓練を行っている。
Webexは、2021年からマクラーレン F1チームの公式コラボレーション・パートナーとして、マクラーレンおよびファンとのつながりをサポートしています。今回は、そのマクラーレンに2009年から在籍し、現在はディレクター・レースエンジニアリングとして、チームの陣頭指揮を取られる今井 弘様にご出演いただき、チームにおけるコラボレーションの重要性と Webex がもたらしたコミュニケーションの変化と課題についてお聞きします。
レースではレーサーやマシンが注目されがちですが、現場に100名近いスタッフ、加えてファクトリーに800名というスタッフがチームとなってレースを支えています。国籍も違い、離れた場所にいる多くのスタッフをまとめ、チームが最高の結果を出すためには、コミュニケーションおよび情報共有が重要になります。今井様には、実際の現場での体験、コロナ禍で急激に変わった働き方、さらにサステイナビリティーを踏まえたこれからの新しい働き方についても語っていただきます。
スピーカー:
今井 弘氏
マクラーレンF1 レースエンジニアリング ディレクター

2009年にプリンシパル・エンジニアとしてマクラーレンレーシングチームに参加。マシンの性能をタイヤを中心に評価している。2017年からはチーフ・レースエンジニアリングを担当し、2020年からは現職のディレクター・レースエンジニアリングとして活動。
現在の今井氏の業務は、トラックサイド・エンジニアリング活動の計画・コーディネート・実施など多岐にわたっており、チームが最良の結果を出すための責任を負っている。そのため、マクラーレンが出場する全てのレースとテストイベントに帯同している。
マクラーレンに所属する前には、ブリヂストンに勤務し、F1のタイヤの開発に従事。当時のライバルであるミシュランとの「タイヤ戦争」を経験した。
東京大学で機械工学の修士号を取得している。
石黒 圭祐
シスコシステムズ 執行役員 SMB・デジタル事業統括

2001 年シスコシステムズ入社。チャネル営業、製造・流通サービス担当のハイタッチ営業を経て2009年よりコラボレーション営業として活動。
業種・業界を問わず国内のお客様に「“自然と変えられる”新しい働き方」を提案・提言している。大阪府出身。大学では経済学・情報学を専攻。
パート1:コロナ後を見据えたコーセー情報統括部のチャレンジ
~ビジネスに直接的に貢献するシステム部門へ~
昨年は感染症の急激な拡大および緊急事態宣言のために突然、在宅勤務が推奨されるようになり、多くの企業のシステム部門はその対応に追われました。今まで「会社に行って働く」「顔を合わせて会議室でミーティング」という働き方に根付いた企業にとってこの変化は、技術的な側面のみならず、働き方への意識や文化の変革していく必要があります。
本セッションでは、コーセーの情報統括部チームが、ビジネスに直接的に貢献するシステム部門になるという大きな目標のもと、どのように新しい働き方を定着そして推進しているかを現場の声として紹介していただきます。画像技術で知られるコニカミノルタでは、画像センシング技術を活用した介護施設向けの業務効率化システム「HitomeQ ケアサポート」を提供しています。このシステムの導入にあたっては、それぞれのお客様に特有の課題を特定し、導入およびICTを活用する組織の構築についても支援しています。さらに導入後もデータ活用した介護オペレーションを支援するなど、お客様の業務に踏み込んだサポートが行われるため、お客様との対話が非常に重要となっています。
パート2:コニカミノルタが実践する、介護現場のDX化とよりリアルなリモート配信の必要性について。
画像技術で知られるコニカミノルタでは、画像センシング技術を活用した介護施設向けの業務効率化システム「HitomeQ ケアサポート」を提供しています。このシステムの導入にあたっては、それぞれのお客様に特有の課題を特定し、導入およびICTを活用する組織の構築についても支援しています。さらに導入後もデータ活用した介護オペレーションを支援するなど、お客様の業務に踏み込んだサポートが行われるため、お客様との対話が非常に重要となっています。コロナ禍において、なかなか対面でのトレーニングができない状況のなか、コニカミノルタではWebexを最大活用し、自社のスタジオからトレーニングを実施しています。本、セッションでは、Webex導入の理由や導入後の効果をご紹介します。
スピーカー:
進藤 広輔氏
株式会社コーセー 情報統括部 グループマネージャー

2020年2月にコーセーに入社。前職のAWSでは企業のDXの礎となるクラウド化の推進を支援。コーセーに入社後はコロナ禍への対応をビジネスとシステムの両面から進めると同時に各種DXプロジェクトを牽引。ビジネスとシステムの架け橋として活動中。
小林 直弘氏
コニカミノルタ株式会社 QOLソリューション事業部

お客様向けの商品デモンストレーションに関する業務全般を担当しております。
お客様へ商品の価値をしっかりとお届けすることがやりがいです。
大野 秀記
シスコシステムズ コラボレーション・アーキテクチャ事業 部長

2007年シスコに入社。エンタープライズ企業の営業を7年間担当し、2014年にコラボレーション事業へ異動。
現在は、日本全国の公共、民需のお客様を担当するチームの責任者として、よりよい働き方、遊び方、学び方、生き方を広げる活動に従事。
イベント
参加者の記憶に残るハイブリッドイベントを作り出します。今までにない、新しいイベントエクスペリエンスをご提供します。
これからのイベントは対面、オンライン、またはハイブリッドと柔軟に対応できるようにすることが必要になります。このセッションでは、イベントの世界がどのように変化したのか、また、組織が将来に向けての準備をするための方法をご紹介します。また、Women In ProductのAdriana Black氏をお招きし、シンプルなウェビナーから複雑な複数セッションのイベントまで、あらゆる種類・規模のイベントをエンドツーエンドで管理し、ハイブリッドイベントを成功させるためのノウハウと戦略についてお話いただきます。
スピーカー:
Leonard Chung
Senior Director, Webex, Cisco

Cisco Webexのシニアディレクター。Collaboration、Cloud、Enterpriseの経験豊富なテクノロジーリーダーとして、市場を変える製品の創出と提供に大きな情熱を注いでいる。スタートアップ企業と大手企業の両方で初期段階の製品を構築してきたユニークな経歴の持ち主。Syncplicity(EMCによって買収)の設立に加えて、Windows PowerShellやSETI@homeなどの優れた製品も手がけている。
Arianna Black 氏
Event Producer, Women In Product

「体験」にこだわるイベントプロデューサー。オンラインでも対面でも、体験を重視した集いの実現に情熱を注いでいる。小さいながらも影響力のあるチーム@ Women In Product(www.womenpm.org)の一員。製品管理に関わる女性が刺激を受け、つながり、励まし合うコミュニティ(メンバー3万人以上)に奉仕できることを光栄に思っている。
Aaron Oden
Leader, Technical Marketing Engineering, Cisco

Cisco Collaborationのテクニカルマーケティングエンジニア。Collaborationポートフォリオで15年以上の経験。ビデオデバイスとWebex製品スイートを専門としている。「ポジティブな態度はポジティブな成果につながる」という信念に基づき、可能な限りベストな対面およびオンラインコラボレーションツールの提供に注力。実績豊富な講演者で、経営幹部、営業担当、開発エンジニアなど、複数の専門家グループにまたがり話ができる才能を持つ。Ciscoでの職務以外には、都市探検、SFやファンタジー小説、フードツーリズム、創作料理などを楽しんでいる。フロリダ大学でコンピューターエンジニアリングの理学士号を取得。ビジネス、セールスエンジニアリング、数学を副専攻。
コンタクトセンター
印象的で、つながりを感じさせるカスタマーエクスペリエンスの実現
昨今コンタクトセンターの役割は、デジタルとの関係性やセルフサービスの重要性の高まり、更にはどこでも仕事ができる環境など、様々な外的要因により日々拡大しています。
ショッピング中や商品配送時など、顧客は自身の体験における重要なポイントで企業との繋がりを求めています。その繋がりは単なる連絡ではなく、チャネルを問わず、セルフサービスの選択や、自身のニーズを適切に理解しツールを備えた企業の担当者など、自在なものとなる必要があります。こうした高まる顧客の要望のなか、問題を予測し先を見越して顧客へ手を差し伸べることで、顧客の期待を上回る体験が提供可能となります。これこそが、未来のカスタマーエクスペリエンスなのです。
Webexのお客様であるCover-More Travel InsuranceのJames Hill氏をお招きし、Webex Customer Experience、Director of Strategic CommunicationsのZack Taylor、Webex Customer Experience、Business Development ManagerのCarlos Guadamuzと共に、顧客が必要としている回答を顧客の望む手段で迅速に提供することが、どのうようなカスタマーエクスペリエンスを創出するか、事例を交えてご紹介します。
スピーカー:
Zack Taylor
Director, Strategic Communications, Webex Customer Experience, Cisco

Webex Customer Experienceの戦略的コミュニケーションディレクター。CiscoのContact Centerポートフォリオに基づいて、ビジネスに関連したカスタマーケアソリューションの計画、開発、およびコミュニケーションの責任を担う。以前は、AT&Tのグローバルセールスチャネルにて、金融サービスおよび銀行業界と統合ソリューション組織のグローバルアカウントマネージャーを務めた。また、AvayaのContact Centerポートフォリオゼネラルマネージャー、Global Strategic Solutionsチームの創設メンバー、同社のCustomer Contact Council主幹を歴任。
Carlos Guadamuz
Business Development Manager, Webex Customer Experience, Cisco

Webex Customer ExperienceソリューションにおけるCiscoのビジネス開発マネージャー。特にWebex Contact Centerに注力している。エグゼクティブオーディエンス向けに、ポートフォリオ内ソリューションのビジネス価値と技術的価値の両方を実際に体験できるようなデモンストレーションを実施。コンタクトセンターにおける20年以上の経験をCiscoで活かしている。以前はGenesysでコマーシャルアカウントとエンタープライズアカウントの両方をサポートするシニアソリューションコンサルタントを務めた。その前は金融および専門サービス業界のアナリストとして活躍。テクノロジーソリューション評価における業界のベストプラクティスと一般的なユースケースを通じて顧客を導くスキルを磨いた。
James Hill 氏
Global Manager, Infrastructure & Cloud, Cover-More Insurance (A Zurich Company)

Cover-More Insurance(Zurich傘下)のインフラとクラウドのグローバルマネージャー。主に金融・建築建設業界に携わり、ITで約20年の実績あり。各所に分散したITチームを技術の統合とビジネスの変革を通じて管理し、従業員エンゲージメントを一貫して推進および向上させることを専門としている。主に、インフラとクラウドサービスを通じたテクノロジー戦略においてリーダーシップを執り、その実施について責任を担う。コロナ禍で厳しさを増すビジネス状況において、増え続ける顧客要件に対応するための新たな方法を見出すべく、Cover-More Groupの各種テクノロジーの統合と変革に注力している。
実務に役立つ最新のWebexを使ったソリューションをデモでご紹介
15:45 - 15:55
日本のマーケット向けにフォーカスして、より実務に役立つ最新のWebexの機能やソリューションのデモをお届けします。 更に日本語対応を進化させた日本語の文字起こし機能や同時通訳機能、 B2Cのシーンでも、より手軽で簡単にWebexをご利用頂けるように予約システム等と連携し、モバイルやタブレットからもブラウザでアクセスが可能な「Webex Instant Connect」、そして、工場や生産現場のコラボレーションをよりスムーズにする、ウェアラブル端末との連携も可能なソリューション「Cisco Smart Fieldwork」のご紹介をデモを交えてご紹介します。
スピーカー:
高田 和夫
シスコシステムズ コラボレーション・アーキテクチャ事業 シニア SE マネージャー

2000 年 4 月シスコシステムズ入社、エンタープライズ担当 SE として活動した後に、IP テレフォニーのテクニカル マーケティング エンジニア職を経て、ユニファイド コミュニケーション、コラボレーション系の専任 SE として主にテレプレゼンス、音声やビデオの相互接続のスペシャリストとして活動。 その後、シスコの API やプラグラマビリティ関連の技術情報の提供や技術支援をする開発支援プログラム(DevNet)の日本のサポートチームをリードした後に、2019年2月から、コラボレーション・ソリューションのプリセールスSEチームのリーダーとして日々業務の従事。
クロージングのご挨拶
15:55 - 16:00
スピーカー:
大野 秀記
シスコシステムズ コラボレーション・アーキテクチャ事業 部長

2007年シスコに入社。エンタープライズ企業の営業を7年間担当し、2014年にコラボレーション事業へ異動。
現在は、日本全国の公共、民需のお客様を担当するチームの責任者として、よりよい働き方、遊び方、学び方、生き方を広げる活動に従事。